4/1 シンドラーのリスト [映画]
映画「シンドラーのリスト」を観た。1994年日本公開。なぜか分らないが、父親が会社からもらってきたDVDだ(景品か何かで当たったのかな)。僕の場合は、映画も本も実話のほうが内容に入り込みやすいし、好きだ。
ナチ党員でありながら、1100人のユダヤ人の命を救った人の話。シンドラーは最初、安い労働力確保のためにユダヤ人たちを雇った。はじめは彼らを保護しようという気持ちなど全くなかった。一方ユダヤ人たちの間では「彼の工場に雇われれば決して殺されない」という噂が流れる。最初シンドラーはそのように自分がユダヤ人の「救世主」だと思われるのを疎ましく思っていた。しかし、そんな感情も、ナチスの残酷なユダヤ人迫害を目の当たりにすることで次第に変わってきて……という流れ。
シンドラーは「聖人」じゃなかった。儲けのためには闇取引もいとわなかったし、酒も女性も大好きだった。でもそういったところが、逆に人間味があって親しみやすい気がする。彼が偉業を成し遂げることができたのは、人間としての本質的な「善」「悪」の判断ができたからだろう。先入観や時代や文化に流されない根本的な人間としての倫理観―。彼の生まれ育った環境や家族などは映画では描かれていなかったけど、ホロコーストの前にも何かしら彼の思想に影響を与えた事柄があったんじゃないかなぁと思う。
ちなみに、日本のシンドラーと呼ばれる人がいる。「杉原千畝」(すこし前に、TVでやってた)。中国のシンドラーは「何鳳山」。スウェーデンのシンドラーは「ラウル=ワレンバーグ」。
今日の勉強の記録
①『新聞ダイジェスト』(2006/4)
メモ:連邦準備制度理事会(FRB)グリーンスパン→バーナンキ(元・大統領経済諮問委員会)、日本、ドイツ、ブラジル、インド(G4)、スタンリー・ウィリアムズ、バチェレ(チリ)、モラレス(ボリビア)、ハーパー(カナダ)、チャべス(ベネズエラ)、サーリーフ(リベリア)、グルジア(バラ革命)、ウクライナ(オレンジ革命)、キルギス(チューリップ革命)、レバノン(杉の革命)、イラク(紫の革命)
メモ2:05出生数(106万7千人)、人口(1億2775万人)、04年日本人女性平均寿命(85.59歳)、男性(78.64歳)
②『一般常識総まとめ』
メモ:296議席(自民党05年9月獲得議席数)、269議席(絶対安定多数)、「4兆円の補助金の削減と、3兆円の税源移譲」、79兆6860億円(06年度一般会計総額)、46兆3660億円(一般歳出)、45兆8780億円(税収)、29兆9730億円(06年度新規国債発行額)
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