SSブログ

3/1 で、自分はどうなのか。 [思うこと]

 「〇〇に出会ってなかったら、今頃どうしていたと思いますか?」

 超一流(一流ではなく)と呼ばれる人へのインタビューでよくされている質問だ。

 〇〇にはある特定の「人物」であったり、あるいは「ギター」であったり「お笑い」であったり「野球」であったりする。

 「あの時〇〇に出会ってなかったら、今頃はもうこの世にはいなかったかもしれません。」

 とある超一流人は答えていた。「想像するだけでも怖い。」と答えていた人も。

 〇〇に出会える人は幸運か。ある一部の人にしかそのチャンスはないのか。

 たぶん違う。

 〇〇は僕たちの案外身近にあるんじゃないか。それをあえて避けているように思う。「無難」を好むことで。

 無難に人生を送る。生きるためにはお金が必要だから、〇〇には敢えて目を向けない。のめりこまない。

 〇〇に出会ったとき、それに人生をかける勇気―これがなかなか難しい。今の世の中、特に。

 「趣味」程度に終わらせる。それでいいという人は、それでいいと思う。幸せはその人がどれだけ「満足」できるか、で決まると思うから。でも、やっぱり皆「趣味」を「趣味」で終わらせたくない気持ちをどこかでもっているんじゃないだろうか。


 超一流は、〇〇にかけた人たちだ。才能は、どれだけストイックになれるかだと思う。24時間〇〇を考えていられるか。もしできないのならそれは、本当の「出会い」じゃない。

  〇〇は自分を補うものじゃないだろうか。

 「本当の自分」っていう表現がよくされる。これは、たぶん表面上の自分を補うものを手に入れたときに発揮できると思う。「完全体」。

 凸と凹が合わさるように。凸が凹に出会ったとき、「本当の自分=完全体」になれる。

 凸が凸で生きることも可能だ。そして超一流は自分の「片割れ」を限りなく取り入れた人のことかもしれない。

 「片割れ」を見つけたら(それは案外身近にある)、それをどこまでも追いかけることができるか。ストイックに。

 しかし、「完全体」は怖い。それ以上がないから。完全は「無」でもあるから。そこにとどまることは自我をうしなった「無」の境地にいることでもあるから。

 つまり。

 「片割れ」を見つけ(凸が凹を見つけ)、それを常に(24時間、365日)見失わないようにすること。そして「片割れ」と完全にぴったりスムーズに合うように常にストイックに磨きつづけること。「完全体」にできるだけ長くとどまれること。「できるだけ」。

 これが大事なんだと思う。あくまで超一流にこだわるなら。

 ある日、あるアーティストの特集をみて、思ったこと。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2/27 昨日よりは3/2 帰途へ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。