2/22 熊楠の試験問題 [日記]
塾の教え子が早稲田の文学部(今は文化構想部か)を受けたので、国語の問題を見せてもらった。そしたらなんど現代文が中沢新一の『森のバロック』からだった。びっくりだ。熊楠の「事の学」のあたり。さすがに「南方曼陀羅」は出さなかったか。
最近かなりブームになってるからなぁ、熊楠。某ファッション雑誌にも特集されたりしてたし。展覧会とかやたらやってるし。来たか「時代」が!しかし早稲田も結構思い切ったことやったな。熊楠の思想はまだ確立されてないというか、色んな解釈ができると思うし、最近新しい書簡も出てきたりしてるのに…。
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昨日の夜中、タイの犯罪事情?みたいなドキュメントがテレビでやっていた。タイでは麻薬は殺人罪ほど罪が重いらしい。運び屋をやっても、かなり重罪だ。日本だと1年とか2年の懲役らしいけど、タイだと無期懲役、軽くて懲役25年らしい。中国でも。小銭稼ぎかわからないけど、軽い気持ちでやった日本人観光客が25年の刑でタイの刑務所にいるらしい。なんか映画の『ブロークダウン・パレス』を思い出した。あれは無実の罪で捕まった話だったと思うけど、たしか。
アジアへの旅行は、若者に人気がある。僕も行ってみたい。文化が全く違うところには、惹かれるものだ。でも文化が違うからこそ思わぬ「危険」もあるのだろう。
今日の勉強の記録
- 『精神現象学』ノートまとめ―悟性―
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