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3/9 超満員でも観る価値あり [映画]

 池袋のシネリーブルで『おくりびと』を観た。

 2時間くらい前に席の予約をしに行ったが、それでも結構後ろの方になってしまった。

 わざとらしくないコメディも含まれていて、良かったと思う。演者が良かったんだろう。

 日本人ながら、ああいう仕事(納棺師)があること自体知らなかった。外国人にしてみればさらに新鮮だったんじゃないだろうか。(結構外国人の観客も来ていた。)

 ああいう「儀礼」を見ることはたぶん大事なことなんだろう。「死」は突然だけど、残された人たちは、納棺師の仕事を見ることなどを通じて、漸次的に「死」を受け入れていくことができるというか…。

 「死」は穢れか。確かに忌むことで、「生」は輝くわけだが、「死」を”見ない”ことは「生」の意味もわからなくなるんだろう。
 
 たぶん「死」を知っている人は、「生」を、特に新しい誕生を、より喜べると思う。

 もちろん「死」を”本当に”知ることは、死なないと不可能だが、それでも、人間には想像力と共感力がある。

 生身の「死」を見、触れ、嗅ぎ、感じることはゲームでは体感できない。よりリアルな(身近な)「死」は、よりリアルな「生」を感じる契機なのかもしれない。

今日の研究の成果
・1915/2巻
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